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生産者: Triveri （トリヴェーリ）

 

Triveri社は、アドリア海を臨むイタリア中東部のアブルッツォ州(Abruzzo)、キエーティ(Chieti)県のサン・サルヴォ(San Salvo)という人口20,000人ほどのアドリア海から3kmほど内陸に入った街に位置しています。

 

アブルッツォ州といえば、モンテプルチアーノ・ダブルッツォ（montepulciano d'abruzzo）などのブドウを使ったワインが有名で、イタリアでもワインの有数の生産地です。州の65％が山岳地帯で、平地はわずかしかなく、夏は暑く乾燥し、冬は比較的温暖で雨が多く降る地域です。

 

Triveri社は、San Salvoに広大な自社農園を持ち、アドリア海の恩恵を受ける恵まれた気候の中で、旬の新鮮な野菜を使った瓶詰加工食品を生産しています。アドリア海から内陸に入るとすぐに山岳地帯となるため、ブドウ畑の多くは海と山の両方の風を受けますが、Triveriの野菜畑は丘陵地帯に入る前の平地にあり、海のミネラル豊富な風をたくさん受けています。

 

1958年にフィレンツェでTriveri社はTriveriファミリーによって創業され、家庭料理が基本のイタリア料理の味を、ファミリーのレシピでオイル漬にするところから始まりました。フィレンツェからアブルッツォへ移り自社農園でとれたての新鮮な野菜のみを使い、60年以上同じファミリーレシピを守り続けています。収穫は家族総出で行い、特に夏のトマトのシーズンは収穫が忙しく、他の商品の生産や出荷といった作業はすべて止まってしまい、自然の流れに沿って工場が成り立っています。調理に使うハーブ類もすべてフレッシュなものだけを使い、粉や乾燥したものは一切使わない、本来の「家庭の味」をこだわって作り続けています。また、極力機械を使わず、人の手で1つ1つ真心を込めて作り上げています。

 

L’Orto Di Beppe（ベッペさんの畑シリーズ）は、Triveri社が作る日本向けのプライベートブランドです。