マッシミ ベルッチ Casal Cervino ディパッセリーナ デル フルジナーテ 2011
V.M. Berucci Casal Cervino Passerina del Frusinate IGP 2011
生産者: マッシミ ベルッチ (Vigneti Massimi Berucci)
ラツィオ州で、2008年からDOCGに格上げになり、現在少しずつその名をあげてきているのがCesanese del Piglio です。ベルッチ家は、1479年からこの地域の辛口ワイン造りを続けており、ラツィオ州で有名なワインといえば、D.O.C. 白ワインで北のエストエストエスト(Est! Est!! Est!!)か南のフラスカーティ(Frascati)でしたが、このチェザネーゼの2008年のD.O.C.G.の格上げで、一気に注目を集めるワインとなりました。
ラツィオ州フロジノーネ県のコムーネの一つであるアナーニ(Anagni)という地域は、中世からローマ方法の避暑地として別荘があった場所で、由緒あるまた歴史の深い地域として知られています。このフロジノーネ県周辺では中世初期から修道士の手でワインが造られ、異民族の進入時の困難にも耐えて生き残った銘酒とされています。
このパッセリーナ(Passerina: 語源 すずめ)は、もともとはマルケ州の土着品種といわれていますが、イタリア中部を中心に幅広く作られている品種で、黄色がかった麦わら色、柑橘系のフルーツ、乾燥野菜などの香り、少々のアロマが特徴です。豊かな酸味を活かし、フリッザンテやスプマンテにも使われます。このベルッチのパッセリーナは、その柑橘系の香りに、ミネラル感のある味が特徴を出している、個性的な白ワインです。生産量も、ブドウの出来が良かった年にしか生産されず、年間で3000~4000本のみの生産となっています。
ラツィオ州のスパイスや塩味のきいたはっきりとした味わいのシンプルな料理に合わせやすい白ワインで、同時にオリーブオイルなどでグリルした魚料理にも合わせやすい、しっかりとした白ワインです。
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Vintage ヴィンテージ: 2011
Class 等級: IGP
Region 生産州: Lazio
Area 原産地: Casal Cervino
Altitude 標高: 海抜450m
Grape ブドウ: Passerina 90%, Trebbiano Giallo 10%
Alchol 度数: 12.5%
Production 生産方法: 単一ロットの収穫から、ソフトプレッシングで、ステンレスタンクで7日間の浸漬(マセレーション・ポンピングオーバー。マロラクティック醗酵あり。)
Ageing 熟成期間: 12か月(ステンレスタンク 定温管理)
Colour 色: 中程度の麦わら色
Aroma 香り: デリケートでフルーティー、黄リンゴや干し草のヒント
Taste 味: ミネラル感のあるベルベットのようなドライな味に、ベーシックの微かなフルーティーのニュアンス。程良い酸味の後味。
Production / year 生産量: 3,000 bottles 本
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