ディ・ヴィート ロッソ "Montepluciano" Molise DOC
Di Vito Rosso "Montepluciano" Molise DOC
生産者: Di Vito Farm
Di Vito Farmは、アドリア海を臨むイタリア中東部のモリーゼ州、カンポバッソ(Campobasso)県のカンポマリーノ(Campomarino)という人口8000人ほどの街に位置しています。
Di Vito Farmは、カンポマリーノ市の中心街から2kmほど中に入ったところを拠点とし、他にサンマルティーノ・イン・ペンシーリス(San Martino in Pensilis), グアルディアルフィエーラ(Guardialfiera) の3か所にわたっておよそ110haの敷地を持ち、ワイン用のブドウだけではなく、オリーブ、トマト、その他の野菜など数多くの農作物を生産しています。
1947年に創業者によって整備が始まった畑に、1967年からMontepulciano種の植樹が始まりました。1963年にアブルッツォ州(Abruzzo)が2つの州に分離されるまでまでは、モリーゼ州はまだ存在していなかったので、現在でもMontepulciano d’Abruzzo とMontepulciano di Moliseは基本的に同じ品種だととらえられています。
Di Vito Farmのワインは、"Grape Quality Agreement"という、持続的かつ国際市場へ成功できる品質と環境への配慮に自主的に取り組む団体に参加しています。これにより、ケミカルの使用を極力抑え、自然と人にやさしく、さらに世界中で受けれられる味づくりに取り組んでいます。
モンテプルチアーノはイタリアで生産されている黒ブドウの中でサンジョベーゼに次いで2番目に広く栽培されています。主産地のアブルッツオ州を中心にマルケ州、ウンブリア州などイタリア中部の広域で主要品種としてなじみ深いため、そこからイタリアの風土やイタリア人との相性の良さが伺えます。
温暖な気候から生まれた完熟されたラズベリーやレッドプラムなどの赤系果実のアロマとリンクした豊かな果実味に、果実味におされずに主張した酸と程よいタンニンがアフターフレーバーをきれいにまとめています。ステンレスによる熟成でモンテプルチアーノのもつ本来の果実味がとてもピュアに表現されながら、しっかりとしたコクがあるフルボディよりのミディアムボディです。
サラミや生ハムの盛り合わせ、ボロネーゼなどミートを絡めたパスタにおすすめです。
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Class 等級: Molise DOC
Region 生産州: Molise
Area 原産地: Campomarino (Campobasso)
Grapes ブドウ品種: Montepulciano di Molise100%
Alchol 度数: 14%
Aroma 香り: 完熟されたラズベリーやレッドプラムの赤系果実、スミレの花。
Taste 味: 豊かな果実味でまろやかなコク、バランスの良い酸、なめらかなタンニン。
Colour 色: 紫がかったルビー。
Ageing 熟成: ステンレス12カ月熟成、瓶内熟成6カ月。
Production 年間生産量: 約5,000本